先日、「EARTHEN OVEN COFFEE」のレパートリーに加わったばかりの【ブラジル・エスプレッソレディ】。
気になっているけどまだ試していない、という方も多いのではないでしょうか?
今回はこちらの新銘柄が、どんな豆なのか、どんな風に農家さんに育てられているのかをお伝えします!
「極上にバランスのとれた味わい」が生まれるまでの裏側、ぜひのぞいてみてください。

コーヒー大国
「コーヒーといえば、ブラジル」というくらい名の知れたコーヒー生産国、ブラジル。
もともと、ブラジルにコーヒーの木はありませんでしたが、外国から持ち込まれ、奴隷たち、のちにヨーロッパなどからの移住者によって生産が支えられてきました。現在も盛んに栽培が行われ、コーヒー豆の生産量は、昨年2020年も世界トップとなっています。*1
世界生産量の約3割を占めるのも*1、ブラジルがコーヒー栽培に適した気候にあるため。南北緯約25度一帯に広がる「コーヒーベルト」に位置するので、ブラジル内ではどこの地域でもコーヒーが育ちやすいそう。
*1 IOC (世界コーヒー機関) 統計より
プラナウト農園
そんなブラジルのなかでも、より高品質なコーヒーが栽培されると近年注目を集めているのが、ミナスジェライス州。そこに位置するプラナウト農園で育てられた生豆を焙煎しています。

この生豆のおいしさを育てているのは、多様で豊かな自然環境だけではなく、農園で働く人々の手間ひまにあります。
最も特徴的な点は、収穫の仕方。一般的にブラジルでは、果実が樹上でカラカラに過熟した状態で収穫しますが、ここプラナウト農園では、完熟を少しすぎたグレープ色の果実のみを選び収穫しています。
水に浮かび大粒で、とても状態の良い果実は、「グレープチェリー」や「スーパーボイヤ」と呼ばれ、芳醇なフルーティさとすっきりとした酸味をつくりだしています。
グレープチェリーの最適な収穫タイミングを見極めるのにも、多くの経験や知識が必要なのだそう。コーヒー豆を熟知した、農園専属の農業技術者がいるからこそできる技ではないでしょうか。

人と自然に優しく
また、プラナウト農園の約1/6は自然保護区域に指定されています。そのため、森林や水源地の環境は厳格に守られています。
たとえば、コーヒー豆精製時に発生する汚水をクリーニングしてから再利用したり、脱果実後のコーヒーパルプを森林の肥料として使ったりもしているそうです。
さらに、プラナウト農園では従業員の生活もしっかりと保護。永住労働者や日雇い労働者の区別なく労働環境が整備され、給与水準も地域平均以上となっています。
労働環境面や、自然環境面において持続可能な農業をサポートする、国際的な認証「UTZ認証」を取得している農園だということからも、地球への配慮が感じられます。

暑い夏こそ、ブラジル流で
さあ、この温もりたっぷりのコーヒー豆。より楽しんでいただくために、本場ブラジルの飲み方をご紹介します!
ブラジルでは、基本エスプレッソ。苦さ、うまみを凝縮して味わうのが主流だそうです。また、コーヒー1杯につき、砂糖は4,5杯。甘いですね。
そして、年中暑いブラジルですが、「アイスコーヒー」を飲む習慣はないそう。今では、某チェーン店の影響もあり、飲まれることもあるようですが、そもそもアイスコーヒーの概念がなかったのだとか。真夏にホットでグイッと!案外爽快な気分になれるかもしれませんね。
個人的には、豆乳を入れた豆乳カフェオレもおすすめです。ぜひ、お好みの飲み方で、来る夏をたのしく過ごしてみてはいかがでしょう。
▼新商品【ブラジル・エスプレッソレディ】
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